どんでん返しとは、今まで犯人だと思い込んでいた人物を押しのけて真犯人が姿を現す瞬間のことです。
この「今まで犯人だと思い込んでいた人物」を「偽敵」と名付けます。
本敵」が明らかになるまで読者・観客の視線を集めておく立場は(その登場人物の意志とは無関係に)まさに囮役です。
つまり「本敵」の正体を隠すのが「偽敵」の役割です。
読者に「こいつが犯人なんだろうな」とミスリードさせるために、偽敵にも説得力が必要です。
あまり単純な仕掛けだとすぐにバレてしまいますので、少しひねって謎めいた異常な感じを与えるキャラにしてみるのもいいでしょう。
例えば「主人公は自分の中のもう一人の人格が犯人だと思い込む」。いわゆるサイコです。多重人格や催眠術等による「私の中の他人」。モンスターで言うと「狼男」です。
あなたの物語で使う「偽敵」に、いかにも怪しいこのタイプを使いたければYESをクリックしてください。