解説【敵にどんでん返しを設定する】

「どんでん返し」は登場人物の秘密を暴きます。その隠し場所として便利なのが登場人物の過去です。

あなたの登場人物は過去にどんな秘密を隠し持っているのでしょうか。

中でも「主人公が過去に働いた悪事」は、物語を複雑に悲劇的に、より創造的にします。

ポイントは「悪意の存在」。過失ではなく自らの意志によって悪を為してしまった…。そのことが主人公を怯えさせます。つまり主人公は自ら恐怖の種子を孕んでしまったのです。

誰でもない自分がやってしまった悪事が、今、悔恨と復讐の物語の幕を開けようとしてます。

そんな苦味の効いた、大人のストーリーを作ってみたいなら【YES】を。それ以外なら【NO】を選ぶといいでしょう。


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