解説【目的か敵か?】

どんでん返しを設定することは、物語の背骨を作ること。

まずは下記の「面白い物語の基本形」をしっかり意識してください。

「【目的】を追う主人公が、邪魔する【敵】と戦い、変化・成長する」

どんでん返しはこの【目的】【敵】のいずれかに仕掛けます。

【目的】にどんでん返しを仕掛けると、「主人公が追う目的は、思いがけない場所にあったり、意外な真実を秘めていたりする」という物語になります。真犯人を当てるミステリー、本当の恋を探すラブストーリーなどに使えます。

【敵】にどんでん返しを仕掛けると、「主人公の邪魔をする敵の正体は意外な人物だった」という物語になります。サスペンスや冒険物など「敵を倒す」ことがテーマの話にぴったり。

【目的】と【敵】、あなたの作りたいストーリーを明確にイメージしてどんでん返しを仕掛けましょう。


← 戻る